設立趣意

茶の飲用は、不老長寿に不可欠な生活様式として中国から始まり、世界中に伝播しています。故に、紀元前よ り上流階級の人が愉しむ高級嗜好の生活芸術として昇華してきました。

 

現代社会において茶は、急速な科学技術の発達により、機械摘み茶・ブレンド・人工着香がほとんどの茶に広まり、その一方で、高級茶は淹れ方が難しく手軽に飲めないという現状があります。

 

そこで、現代の科学技術を駆使して、高級茶を、「いつでも・ どこでも・誰でもワイングラスに注ぐだけで安心して愉しめるノンアルコールドリンク」を創造したのがロイヤルブルーティーです。ロイヤルブルーティーは、HACCP(食品安全管理・品質管理)マネージメントの下、 微生物を制御した環境で、添加物不使用、手摘みの茶葉のみを原料にした非加熱抽出・非加熱濾過除菌・無菌充填製法を手仕事で造ります。

 

ロイヤルブルーティーとは、ワインボトル入り高級ボトルドティーを自社開発 一貫製造販売するブランド。その土台にあるのは「本物のお茶を伝える」の一念であり、現代における高級茶 として唯一無二の存在を確立しています。ロイヤルブルーティーは、高級茶を生産する手摘みという高度な農 業技術を有する茶農家(1次産業)の支援、HACCP マネージメントによる製造(2次産業)の啓蒙普及支援、 製品(高級茶)をいかに味わい愉しんでいただくかのサービス(3次産業)提供を実現しています。

 

この蓄積された知見とノウハウを基盤として、新しい生活様式の「茶宴」「愉茶」を提案および啓蒙普及させることを目標に、「一般財団法人ロイヤルブルーティー茶宴・愉茶振興会」を設立いたします。ワインやお酒 などと同じ価値で茶と料理のマリアージュを叶える宴会「茶宴(CHAEN)」、一人でも昼間でもお菓子やつま みと自由に愉しめる茶席「愉茶(Yu-Cha)」は、これまでにない食のスタイルであり、健康志向の時代やダイバーシティにも相応しく、ワールドスタンダードに合致します。総じて、人々の心を豊かにする無形文化遺産的な価値のものになり得ます。

 

さらに、茶宴や愉茶の普及により茶の需要が高まることは、原料を生産する茶農家への支援に繋がり、脈々と継承されてきた茶の製造すなわち日本の伝統技術を保護し、ひいては多様な人材による持続可能な産業を実現するものです。こうした変わることのない思いと永続的な文化の維持継承をミッションとして、日本から、生きがいのある幸福な社会の一助に寄与したいと考えています。

 

2021年10月26日

一般財団法人ロイヤルブルーティー・茶宴・愉茶振興会
代表理事・理事長 佐藤節男

※茶宴イメージ/撮影協力 エネコ東京
※抹茶原料の碾茶ほんず茶園の茶摘み(京都府宇治市)

「茶」の定義

学術的に「茶」とは、1887年植物学者クンツにより学名「カメリア・シネンシス(Camellia sinensis (L.) O.Kuntze)」と命名された、永年性の常緑樹であるツバキ科ツバキに属する「チャ(※作物名はカタカナ表記)」を原料として製茶したものに限られます。一方、植物の葉などを乾燥し、湯で成分を浸出した飲み物を総じて「○○茶」と呼ぶ習慣がありますが、これらは学術的には「茶」ではありません。
佐藤節男/Setsuo Sato

1953年生まれ。JTBに30年間勤務。世界各国・全国の食にこだわったツアーを数多く手がける。退社後、高級茶プロデュースを依頼され、「ティーソムリエ育成」メソッドを確立。2002年、ティースクール及び高級ティーサロン茶聞香を主宰。2006年、グラフィックデザイナーの吉本桂子(現社長)とロイヤルブルーティージャパン株式会社を設立。本物のお茶を伝道するため、原料は「手摘み茶」以上、加熱殺菌しない非加熱抽出・非加熱濾過除菌・無菌充填製法の開発に成功。いつでも・どこでも・だれでも・気軽に本物のお茶が愉しめるボトルドティーを自社一貫開発製造。2007年5月、日本初・世界初の高級ノンアルコール、ロイヤルブルーティーを発売開始。日本航空国際線ファーストクラス、高級ホテル・旅館、高級飲食の名店、G20夕食会等の国賓を招く宴席、ソムリエ、食通の御用達にする。2021年5月会社設立15周年を迎え、同年10月、「茶宴」「愉茶」を日本から世界のディファクト・スタンダードにするため、一般財団法人ロイヤルブルーティー・茶宴・愉茶振興会を設立、代表理事・理事長就任。

概要

名称
一般財団法人ロイヤルブルーティー・茶宴・愉茶振興会
所在地
〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1 丁目 101 番地 1 クロスゲート 7 階
設立
令和3年(2021)年10月26日
理事
代表理事・理事長 佐藤 節男
Webサイト
royalbluetea.or.jp
事務局
ロイヤルブルーティージャパン株式会社 財団事務局
〒253-0014 神奈川県茅ヶ崎市本宿町2-8
TEL 0467-50-0806
FAX 0467-53-7009

事業案内

目的

当法人は、「本物のお茶を伝える」ことを理念として掲げ、ロイヤルブルーティーで培った3つの事業(手摘み茶の農業、HACCPマネージメントによる製造、高級茶を愉しむためのサービス)を基盤として、「茶宴(CHAEN)」「愉茶(Yu-Cha)」という新しい生活様式・文化を国内外に啓蒙普及および推進することを目的とするものです。

事業

当法人は、前条の目的を達成するために次の事業を行ないます。
  1. 「知的財産」及び「知的財産権」の取得・維持・活用・管理・監督及び統括等の事業
  2. ロイヤルブルーティーの高度な製造技術を活かし茶農家の6次産業化を促すための、高度な生産技術を有する茶農家を発掘し支援する事業並びに茶に関する商品開発を支援する事業
  3. 茶宴・愉茶等に関する事業
  4. 上記各号に対する支援事業に関わる研究開発及び基金・奨学金・奨励金等の授与に関する事業
  5. その他当法人の目的を達成するために必要な事業

情報公開

第一期(令和3年/2021年度)

連絡先

当財団へのご連絡は、お問い合わせフォームまたは下記連絡先までお願いします。

ロイヤルブルーティージャパン株式会社
財団事務局

〒253-0014 神奈川県茅ヶ崎市本宿町2-8
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FAX 0467-53-7009
受付時間:年末年始を除く、月~金曜日9:00~18:00